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折
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くね
ふりがな文庫
“
折
(
くね
)” の例文
蜒
(
うね
)
り
折
(
くね
)
った帯のように、町を横断しているのは、西村堀に相違ない。船が二三隻よっていた。寺々から梵鐘が鳴り出した。
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
曾根は女の力で
支
(
ささ
)
えられたような家族の中に居て、又、女の力で支えられたような芸術に
携
(
たずさわ
)
っていた。時とすると、彼女の言うことは、岩の間を曲り
折
(
くね
)
って出て来る水のように冷たかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こうして弥生も半ば過ぎた頃、飛騨の高原を
蜿
(
う
)
ねり
折
(
くね
)
って洋々と流れる高原川の流域の砂地へ
辿
(
たど
)
り着いた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“折”を含む語句
端折
尻端折
折伏
九十九折
折曲
手折
挫折
折屈
崩折
折々
折敷
骨折
折悪
折角
折柄
夭折
中折帽
折節
折釘
折合
...