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ゆが
ふりがな文庫
“ゆが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
歪
91.3%
曲
5.6%
瑜伽
1.3%
彎
0.9%
湯掻
0.5%
顰
0.2%
歪曲
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歪
(逆引き)
手紙の文句はプツリときれてをりますが、その意味は邪念に充ちて、
拙
(
まづ
)
い假名文字までが、
呪
(
のろ
)
ひと怨みに引き
歪
(
ゆが
)
められてゐるのです。
銭形平次捕物控:230 艶妻伝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゆが(歪)の例文をもっと
(50作品+)
見る
曲
(逆引き)
お熊は四十
格向
(
がッこう
)
で、
薄痘痕
(
うすいも
)
があッて、
小鬢
(
こびん
)
に
禿
(
はげ
)
があッて、右の眼が
曲
(
ゆが
)
んで、口が
尖
(
とんが
)
らかッて、どう見ても
新造面
(
しんぞうづら
)
——意地悪別製の新造面である。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
ゆが(曲)の例文をもっと
(31作品)
見る
瑜伽
(逆引き)
他目
(
よそめ
)
にも
數
(
かず
)
あるまじき君父の恩義
惜氣
(
をしげ
)
もなく振り捨てて、人の
譏
(
そし
)
り、世の笑ひを思ひ給はで、弓矢とる御身に
瑜伽
(
ゆが
)
三密の
嗜
(
たしなみ
)
は、世の無常を如何に深く觀じ給ひけるぞ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
ゆが(瑜伽)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
彎
(逆引き)
それから此上もなく
光沢
(
つや
)
のある真珠の歯が、紅い
微笑
(
ほゝゑみ
)
の中にきらめいて、唇の
彎
(
ゆが
)
む毎に、小さな
靨
(
ゑくぼ
)
が、繻子のやうな薔薇色のうつくしい頬に現れる。
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
ゆが(彎)の例文をもっと
(5作品)
見る
湯掻
(逆引き)
「いま帰ったよ。……さぞ心細かったであろう。
嬰児
(
やや
)
はあれきり眼をさまさなかったか。……待て待て、さっそく、
葛粉
(
くずこ
)
を
湯掻
(
ゆが
)
いてやるからの」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ゆが(湯掻)の例文をもっと
(3作品)
見る
顰
(逆引き)
そうして、彼女の影を踏みながらその後から従った。大兄の顔は
顰
(
ゆが
)
んで来た。彼は小石を拾うと森の中へ投げ込んだ。森は数枚の柏の葉から月光を払い落して
呟
(
つぶや
)
いた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
しかし宿禰はひとり、ますます憂慮に
顰
(
ゆが
)
んだ暗鬱な顔をして、その眼を光らせながら宮の隅々をさ迷うていた。第六番目の乙女が選ばれて立った。人々は恐怖を以て彼女の身の上を
気遣
(
きづか
)
った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
ゆが(顰)の例文をもっと
(1作品)
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歪曲
(逆引き)
かき入れなしの
磨硝子
(
すりがらす
)
に、鉢から朝顔の葉をあしらって夕顔に見せた処が、少々
歪曲
(
ゆが
)
んで
痩
(
や
)
せたから、
胡瓜
(
きゅうり
)
に見えます、胡瓜に並んで、野郎が
南瓜
(
かぼちゃ
)
で……ははは。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆが(歪曲)の例文をもっと
(1作品)
見る
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