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葛粉
ふりがな文庫
“葛粉”の読み方と例文
読み方
割合
くずこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くずこ
(逆引き)
しかし葛も国栖も吉野の名物である
葛粉
(
くずこ
)
の生産地と云う訳ではない。葛は知らないが、国栖の方では、村人の多くが紙を作って生活している。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それの
葛粉
(
くずこ
)
やら薬などを、街で買求めて来たいので……いまも、家内の枕もとへも、わけを話してやりましたら、安心して、
頷
(
うなず
)
いておりました。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いま帰ったよ。……さぞ心細かったであろう。
嬰児
(
やや
)
はあれきり眼をさまさなかったか。……待て待て、さっそく、
葛粉
(
くずこ
)
を
湯掻
(
ゆが
)
いてやるからの」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葛粉(くずこ)の例文をもっと
(2作品)
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“葛粉”の解説
葛粉(くずこ)は、本来はマメ科のつる性多年草、秋の七草の一つであるクズの根から得られるデンプンを精製して作られる食用粉である。しかし、葛粉と称して一般に売られているものは他の原料(ジャガイモ、サツマイモ、コーンスターチなど)のデンプンを混入したものが多い。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“葛”で始まる語句
葛籠
葛
葛藤
葛西
葛城
葛飾
葛湯
葛餅
葛布
葛根湯
“葛粉”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治