“カーヴ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曲線60.0%
20.0%
角度20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色白で背が高くて、心持顏が小さくて、でも下から仰いだ喉から首のあたりがかすんで、あごの圓い曲線カーヴ、少し仰向いた鼻の可愛らしさなど、まことに、下町娘らしいお轉婆者の典型的な魅力です。
自動車は十二時過ぎの夜半の街衢まちを千束町の電車停留所を左にカーヴし、合羽橋かっぱばし菊屋橋きくやばしを過ぎて御徒町おかちまちに出で、更に三筋町みすじまちの赤い電灯に向って疾走して行きました。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
自動車が走っているとき曲り道の急角度カーヴに出会うと運転手は急に制動機ブレーキをかけます。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)