“芝白金”の読み方と例文
読み方割合
しばしろかね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京神田かんだの共立学舎で語学を教わった古い教師でありますし、そのわたしが芝白金しばしろかねの明治学院へかよったころにも先生は近くの高輪たかなわに住んでいたものですから
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それらの光景は私の眼にはただち北斎ほくさいの画題を思起おもいおこさせる。いつぞや芝白金しばしろかね瑞聖寺ずいしょうじという名高い黄檗宗おうばくしゅうの禅寺を見に行った時その門前の閑地に一人の男がしきりと元結の車を繰っていた。