“白金台町”の読み方と例文
読み方割合
しろかねだいまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大分だいぶ貯えも有りまして、白金台町しろかねだいまちへ地面をちまして、庭なども結構にして、有福ゆうふくに暮して居りました。
ゆきちがへに三之助、此処と聞きたる白金台町しろかねだいまち、相違なく尋ねあてて、我が身のみすぼらしきに姉の肩身を思ひやりて、勝手口より怕々こわごわのぞけば、れぞ来しかとかまどの前に泣き伏したるお峯が
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
屋敷へ知らせていか悪いか知れません、と云って何時まで斯う遣っても置かれないと云うので、直ぐに白金台町しろかねだいまち高野寺こうやでらへ頼み、仙太郎の縁類みよりの積りにして葬式も立派に致しましたから