“しろかねだいまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白金台町60.0%
白銀台町20.0%
白銀臺町20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきちがへに三之助、此処と聞きたる白金台町しろかねだいまち、相違なく尋ねあてて、我が身のみすぼらしきに姉の肩身を思ひやりて、勝手口より怕々こわごわのぞけば、れぞ来しかとかまどの前に泣き伏したるお峯が
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その時、私は新銭座に居ましたが、マア久振ひさしぶりで飲食を共にして、何処どこに居るかと聞けば、白銀台町しろかねだいまちそうなにがしう医者がある、その家は寺島の内君の里なので、その縁で曹の家にひそんで居ると云う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ゆきちがへに三すけ此處こゝきたる白銀臺町しろかねだいまち相違さういなくたづねあてゝ、のみすぼらしきにあね肩身かたみおもひやりて、勝手口かつてぐちより怕々こわ/″\のぞけば、れぞしかとかまどまへしたるおみね
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)