“黄金白金”の読み方と例文
読み方割合
こがねしろがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フーッと吸い込むこの部屋の空気のひとつひとつさえが小圓太には黄金白金こがねしろがねにもまさるようおもわれた。嬉しくて嬉しくて何べんも涙があふれそうになってきた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
よし、もう一度調べてみよう。それでも音色に変りがなかったら、十万二十万は愚かのこと、百万にもあまる黄金白金こがねしろがねが、あの別荘にあるものと、見究めたところで間違いはねえ。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)