“しろかね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白金57.6%
白銀27.3%
15.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛島の弘福寺といえば鉄牛てつぎゅう禅師の開基であって、白金しろかねの瑞聖寺とならんで江戸に二つしかない黄蘗風の仏殿として江戸時代から著名であった。
他なほ知らぬがほにて、「黄金殿か白銀しろかね殿か、われは一向親交ちかづきなし。くろがねを掘りに来給ふとも、この山にはあかがねも出はせじ」
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
その歌は數千のしろかねの鈴ひとしく鳴りて、柔なる調子の變化きはまりなきが如く、これを聞くもの皆頭を擧げて、姫が目よりみなぎり出づる喜をおのが胸に吸ひたり。