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油紙
ふりがな文庫
“油紙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶらがみ
53.3%
ゆし
20.0%
あぶらッかみ
13.3%
あぶらかみ
6.7%
あぶらっかみ
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらがみ
(逆引き)
すぐ同じような小箱を造り、
油紙
(
あぶらがみ
)
をかけ、縄で
括
(
から
)
げて、佐渡平の店から持って来た
印
(
しるし
)
つきの送り状へ、同じ宛名を書いて
貼
(
は
)
りつけた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
油紙(あぶらがみ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ゆし
(逆引き)
早い話がすべての人が彼に取っては種々な品物の
臭気
(
におい
)
に過ぎなかった、親分の藤吉は
柚子味噌
(
ゆずみそ
)
、兄分の勘弁勘次は佐倉炭、角の海老床の親方が
日向
(
ひなた
)
の
油紙
(
ゆし
)
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
油紙(ゆし)の例文をもっと
(3作品)
見る
あぶらッかみ
(逆引き)
直
(
すぐ
)
に
帰
(
けえ
)
って何処の人だか
手掛
(
てがゝり
)
イ見付けようと思って客人が預けて行った荷物を開けて見ると、
梅醤
(
うめびしお
)
の
曲物
(
まげもの
)
と、
油紙
(
あぶらッかみ
)
に包んだ孩児の
襁褓
(
しめし
)
ばかりサ、そんで二人とも
棄児
(
すてご
)
をしに来たんだと分ったので
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
油紙(あぶらッかみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あぶらかみ
(逆引き)
自身に宗悦の死骸を
油紙
(
あぶらかみ
)
に包んで、すっぽり封印を附けて居りますると、
何
(
なん
)
にも知りませんから田舎者の下男が
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
油紙(あぶらかみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あぶらっかみ
(逆引き)
真白
(
まっしろ
)
な
油紙
(
あぶらっかみ
)
の上へ、見た目も寒い、千六本を
心太
(
ところてん
)
のように
引散
(
ひっち
)
らして、ずぶ
濡
(
ぬれ
)
の露が、途切れ途切れにぽたぽたと足を打って、
溝縁
(
みぞぶち
)
に凍りついた
大根剥
(
だいこんむき
)
の
忰
(
せがれ
)
が、今度は
堪
(
たま
)
らなそうに
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
油紙(あぶらっかみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“油紙”の解説
油紙(あぶらがみ、ゆし)とは、紙の表面に薄く油を引いて乾燥させたものである。素地となる紙の種類や表面に引かれる油の種類によって防水、耐水、防錆の用途で用いられる。
2000年代の日本においては専門性の高い代替品の登場などにより生産量が減少しており、生産者も美濃紙のメーカーの一部などに限られている。
(出典:Wikipedia)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“油紙”で始まる語句
油紙包
検索の候補
桐油紙
油紙包
胴油紙
“油紙”のふりがなが多い著者
林不忘
三遊亭円朝
作者不詳
吉川英治
長塚節
泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
海野十三