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引括
ふりがな文庫
“引括”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっくく
68.0%
ひっくる
20.0%
ひきくく
4.0%
ひきくゝ
4.0%
ひっくゝ
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっくく
(逆引き)
有無
(
うむ
)
を言わさず
引括
(
ひっくく
)
り上げるつもりであったが、相手を甘く見すぎたのか。そうではない、相手が全く意表に出でたからである。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
引括(ひっくく)の例文をもっと
(17作品)
見る
ひっくる
(逆引き)
殊に蓼科山あたり迄を
引括
(
ひっくる
)
めた八ヶ岳火山群となれば、恐らく他に
之
(
これ
)
と比肩す
可
(
べ
)
きものはあるまい。
高原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
引括(ひっくる)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひきくく
(逆引き)
牛蒡
(
ごぼう
)
たばねに、
引括
(
ひきくく
)
つた両刀を背中に
背負
(
しょ
)
はせた、御番の衆は立ちかゝつて、左右から、
曲者
(
くせもの
)
の手を引張つて遠ざかつた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
引括(ひきくく)の例文をもっと
(1作品)
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ひきくゝ
(逆引き)
唯
(
た
)
だ彼れの妻お倉に就きては人々の言葉に多少の違い有れど
引括
(
ひきくゝ
)
れば先ず、お倉は美人なり、身体に似合ぬほど其衣類立派なり、
去
(
さ
)
れど悪き癖とては少しも無し、身持は極めて真面目なり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
引括(ひきくゝ)の例文をもっと
(1作品)
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ひっくゝ
(逆引き)
最前から森下の
植込
(
うえご
)
みの蔭に腕を組んで様子を
窺
(
うかご
)
うて居るのは
彼
(
か
)
の遠山權六で、
曩
(
さき
)
に松蔭の家来有助を取って押えたが、松蔭がお羽振が
宜
(
い
)
いので、事を
問糺
(
といたゞ
)
さず、無闇に人を
引括
(
ひっくゝ
)
り、
上
(
かみ
)
へ手数を掛け
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
引括(ひっくゝ)の例文をもっと
(1作品)
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引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
括
常用漢字
中学
部首:⼿
9画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引括”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
中里介山
木暮理太郎
徳冨蘆花
三遊亭円朝
徳田秋声
幸田露伴
江戸川乱歩
泉鏡花
夢野久作