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見括
ふりがな文庫
“見括”の読み方と例文
読み方
割合
みくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みくび
(逆引き)
日清日露の戦争以来日本人は随分
彼方
(
あっち
)
へ入り込みましたが、麻雀をやったというものは聞きません。下等なものと
見括
(
みくび
)
っていたのです。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
見すぼらしい
服装
(
なり
)
をして、ズックの革鞄と
毛繻子
(
けじゅす
)
の
蝙蝠傘
(
こうもり
)
を提げてるからだろう。田舎者の癖に人を
見括
(
みくび
)
ったな。一番茶代をやって
驚
(
おどろ
)
かしてやろう。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それを昇は、官途を離れて
零丁孤苦
(
れいていこく
)
、みすぼらしい身に成ッたと云ッて文三を
見括
(
みくび
)
ッて、失敬にも無礼にも、復職が出来たらこの上が無かろうト云ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
見括(みくび)の例文をもっと
(14作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
括
常用漢字
中学
部首:⼿
9画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見括”のふりがなが多い著者
佐々木邦
二葉亭四迷
夏目漱石