“ずうつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩せた、透徹るほど蒼白い、鼻筋の見事に通つた、険のある眼の心持吊つた——左褄とつた昔を忍ばせる細面の小造だけにずうつと若く見えるが、四十を越したしるしは額の小皺に争はれない。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
痩せた、透徹るほど蒼白い、鼻筋の見事に通つた、險のある眼の心持吊つた——左褄とつた昔を忍ばせる細面の小造りだけにずうつと若く見えるが、四十を越したしるしは額の小皺に爭はれない。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)