“安平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすら25.0%
あびら25.0%
たひらぎ25.0%
やすらか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここを以ちてその兄八年の間にかわき萎え病み枯れき。かれその兄患へ泣きて、その御祖に請ひしかば、すなはちその詛戸とこひど一六を返さしめき。ここにその身本の如くに安平やすらぎき。
夕張炭山線の分岐點なる追分を過ぎ、安平あびら早來はやきた遠淺とほあさなど云ふ驛を經て、膽振いぶりの沼の端に至つて、一行は汽車を降りた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
これに由りて安平たひらぎたまふことを得たり
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「こはが御心なり。かれ意富多多泥古おほたたねこをもちて、我が御前に祭らしめたまはば、神の起らず、國も安平やすらかならむ」