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家
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え
ふりがな文庫
“
家
(
え
)” の例文
『ア、
家
(
え
)
に
居
(
え
)
だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身起した。それでもまだ得心がいかぬといつた樣に
周圍
(
あたり
)
を見𢌞してゐたが
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お
家
(
え
)
さん(奥さん)から、『松吉や、なでさん呼んどいで、それからついでにかきをこなから買うといで……』といわれて
私の履歴書:――放浪の末、段ボールを思いつく
(新字新仮名)
/
井上貞治郎
、
日本経済新聞社
(著)
「
爺
(
ぢ
)
んごぁ、今朝も戻て来なぃがべが。
家
(
え
)
でぁこったに
忙
(
いしょ
)
がしでば。」
十月の末
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「ようおこる
家
(
え
)
やな」
澪標
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
『ア、
家
(
え
)
に
居
(
え
)
だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身を起した。それでもまだ得心がいかぬといつた様に
周囲
(
あたり
)
を見廻してゐたが
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
「
爺
(
じ
)
※ごぁ、今朝も
戻
(
もど
)
て来なぃがべが。
家
(
え
)
でぁこったに
忙
(
いしょ
)
がしでば。」
十月の末
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
お八重は又自分を迎ひに來て呉れた時の新太郎の事を語つて、『
那麽
(
あんな
)
親切な人ア
家
(
え
)
の方にや
無
(
ね
)
えす。』と讃めた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
お八重は又、自分を迎ひに来て呉れた時の新太郎の事を語つて『
那麽
(
あんな
)
親切な人ア
家
(
え
)
の方にや
無
(
ね
)
えす。』と讃めた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
家
(
え
)
の方のす。ああ、
可怖
(
おつかな
)
がつた。』とお定の膝に投げる様に身を恁せて、片手を肩にかけた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
家
(
え
)
の方でヤ玉菜だの何ア大きくなつたべなす。』
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“家”を含む語句
此家
家内
家中
家人
大家
自家
家庭
主家
商家
実家
住家
家主
彼家
好事家
家族
何家
家屋
当家
我家
吾家
...