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豪
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え
ふりがな文庫
“
豪
(
え
)” の例文
それは
豪
(
え
)
らかったが、それが世にいう幽霊というものだと、云われた時には、
却
(
かえっ
)
てゾッと
怯
(
おび
)
えたのであった。
子供の霊
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
しかしそのエライという人も必然の結果で
豪
(
え
)
らい人に成ったとすれば、ちょうど人間世界にエライ人とエラクナイ人とあるのは、植物に高い木と低い木とがあり
病牀苦語
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
少
(
すくな
)
くとも
喋舌
(
しやべ
)
らないことを
以
(
もつ
)
て
甚
(
ひど
)
く
自分
(
じぶん
)
で
豪
(
え
)
らがる
者
(
もの
)
は
馬鹿者
(
ばかもの
)
の
骨頂
(
こつちやう
)
と
言
(
い
)
つて
可
(
よ
)
ろしい
而
(
そ
)
して
此種
(
このしゆ
)
の
馬鹿者
(
ばかもの
)
を
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
にチヨイ/\
見受
(
みう
)
ける
に
(
ママ
)
は
情
(
なさけ
)
ない
次第
(
しだい
)
である。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
するとお雪伯母がそれを見て、「
豪
(
え
)
らさうにお蒲団なんか敷いてるえな。」
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
「早や、お読みやしたの? おう
豪
(
え
)
らやの! あんまりせつせお読みやすと熱が出まつせ——どうどす? 面白おしたか、可哀相どすえな貫一さんは。
妾
(
わて
)
何度読んでも泣かされるのどつせ。」
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
▼ もっと見る
「何
吐
(
ぬ
)
かしやがる、
豪
(
え
)
らさうに。
打擲
(
どや
)
しつけるぞ!」
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
“豪”を含む語句
富豪
豪奢
豪家
豪気
豪華
豪商
大富豪
豪雨
豪勢
豪儀
豪宕
豪傑
豪邁
豪放
豪猪
豪語
豪傑肌
豪傑連
豪農
豪侠
...