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豪宕
ふりがな文庫
“豪宕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごうとう
93.5%
がうたう
6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうとう
(逆引き)
長さ二十里に余るこの大峡谷は、実に
豪宕
(
ごうとう
)
と偉麗とを合せ有し、加うるに他に容易に見ることを得ない
幽峭
(
ゆうしょう
)
と険怪とに満ちている。
渓三題
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
荒船山の右の肩から奥の方に、雪まだらの
豪宕
(
ごうとう
)
の山岳が一つ、誰にも気づかれぬかに黙然と座している。これが、信州南佐久の
蓼科
(
たでしな
)
だ。
わが童心
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
豪宕(ごうとう)の例文をもっと
(29作品)
見る
がうたう
(逆引き)
時とすると、水が靜かなところから、夕方などに船が懸つてゐることがある。正に一幅
豪宕
(
がうたう
)
の畫圖である。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
(前略)鹿島の神宮に
詣
(
まう
)
で候へば、つい鹿島の
洋
(
なだ
)
を
外
(
よそ
)
に致し難く、すでに鹿島洋に出でて、その
豪宕
(
がうたう
)
なる海と、太古さながらの景を見るうちに、縁あつて陸奥の松島まで遊意飛躍
仕
(
つかまつ
)
り候事
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
豪宕(がうたう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“豪宕”の意味
《名詞・形容動詞》
豪快で細かい事に拘らないこと。また、そのさま。
(出典:Wiktionary)
豪
常用漢字
中学
部首:⾗
14画
宕
漢検準1級
部首:⼧
8画
“豪宕”で始まる語句
豪宕卓犖
豪宕卓落
豪宕瑰麗
豪宕磊落
検索の候補
壮麗豪宕
豪宕卓犖
豪宕卓落
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豪宕磊落
“豪宕”のふりがなが多い著者
木暮理太郎
下村湖人
松濤明
木下杢太郎
徳冨蘆花
橘外男
中里介山
中島敦
長谷川時雨
高村光太郎