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『わが童心』
ふりがな文庫
『
わが童心
(
わがどうしん
)
』
二、三日前、紀州熊野の山奥に住む旧友から、久し振りに手紙がきた。 ——拝啓、承り候えば、貴下も今回、故郷上州へ転住帰農遊ばされ候由、時節柄よき才覚と存じ上申候。 小生もここ熊野なる故郷の山中へ疎開転居致し候てより、はや一年の歳月を過ごし申候 …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
雅
(
みやび
)
霑
(
うるお
)
徐
(
おもむろ
)
裳
(
も
)
葺
(
ぶき
)
沖
(
ちゅう
)
茅舎
(
あばらや
)
剥
(
む
)
入陽
(
いりび
)
筌
(
うけ
)
股座
(
またぐら
)
胡座
(
あぐら
)
襞
(
ひだ
)
茜
(
あかね
)
草鞋
(
わらじ
)
翳
(
かざ
)
蓼科
(
たでしな
)
虞
(
おそ
)
蟋蟀
(
こおろぎ
)
褄
(
つま
)
甦
(
よみがえ
)
谺
(
こだま
)
豪宕
(
ごうとう
)
蹂躙
(
じゅうりん
)
遍
(
あまね
)
錦繍
(
きんしゅう
)
陽
(
ひ
)
飛白
(
かすり
)
魚籠
(
びく
)
齎
(
もたら
)
木枯
(
こがらし
)
倚
(
よ
)
公魚
(
わかさぎ
)
単衣
(
ひとえ
)
四阿
(
あずまや
)
太鼓
(
たいこ
)
徂
(
ゆ
)
怪
(
け
)
恰
(
あたか
)
掠
(
かす
)
撞
(
つ
)
敦光
(
とんこう
)
日和
(
ひより
)
笈
(
おい
)
東雲
(
しののめ
)
楢
(
なら
)
欅
(
けやき
)
武尊
(
ほたか
)
毛鈎
(
けばり
)
泪
(
なみだ
)
浅葱
(
あさぎ
)
清婉
(
せいえん
)
温
(
ぬく
)
一入
(
ひとしお
)
稀
(
まれ
)