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縁
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え
ふりがな文庫
“
縁
(
え
)” の例文
かくのごとく一方には史前時代と、他方には有史時代とが、かすかながらに、ある
縁
(
え
)
にしの糸で結び付けられているような現象も少くはないのである。
日本における史前時代の歴史研究について
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
堰敢
(
せきあへ
)
ず
空
(
むな
)
しき死骸に
抱
(
いだ
)
き付のう我が妻よ今一度此世に
戻
(
もど
)
りて給はれや
言事
(
いふこと
)
有
(
あり
)
と
臥轉
(
ふしまろ
)
び
如何
(
いか
)
成
(
なれ
)
ばこそ
此如
(
このごと
)
く
果敢無
(
はかなき
)
縁
(
え
)
にしに有りしやと
呼
(
よ
)
び
叫
(
さけ
)
べど答へさへ
泣
(
なき
)
ゐる我子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
願ふと云ふも
忍
(
しの
)
び
泣
(
なき
)
殊
(
こと
)
に他人に有ながら當家へ
養子
(
やうし
)
に來た日より
厚
(
あつ
)
く
深切
(
しんせつ
)
盡
(
つ
)
くして呉し支配人なる久八へ
鳥渡成
(
ちよつとなり
)
とも
書置
(
かきおき
)
せんと
有
(
あり
)
あふ
硯
(
すゞり
)
引寄
(
ひきよ
)
せて涙ながらに
摺流
(
すりなが
)
す
墨
(
すみ
)
さへ
薄
(
うす
)
き
縁
(
え
)
にしぞと
筆
(
ふで
)
の
命毛
(
いのちげ
)
短
(
みじ
)
かくも
漸々
(
やう/\
)
認
(
したゝ
)
め
終
(
をは
)
りつゝ
封
(
ふう
)
じる
粘
(
のり
)
より
法
(
のり
)
の
道
(
みち
)
心ながら
締直
(
しめなほ
)
す帶の
博多
(
はかた
)
の一本
獨鈷
(
どつこ
)
眞言
(
しんごん
)
成ねど
祕密
(
ひみつ
)
の爲
細腕
(
ほそうで
)
成ども我一心長庵如き何の其
岩
(
いは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“縁”を含む語句
因縁
由縁
縁端
所縁
縁付
離縁
縁辺
縁者
川縁
縁取
河岸縁
縁飾
縁附
血縁
縁側
縁起
縁故
縁喜
笹縁
縁切
...