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縁取
読み方 | 割合 |
ふちど | 62.5% |
ふちどり | 12.5% |
へりど | 12.5% |
へりと | 6.3% |
へりとり | 6.3% |
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階の
両側のところどころには、
黄羅紗にみどりと白との
縁取りたる「リフレエ」を着て、
濃紫の
袴を
穿いたる男、
項を
屈めて
瞬もせず立ちたり。
それよりも其處に持つてゐらつしやる
無地のハンケチの
周りに
黄金のレースで
縁取をなすつた方がいゝかも知れませんわ。
彼女の
頬は、
入日時の山脈の様に、くっきりと
蔭と
日向に別れて、その分れ目を、
白髪の様な長いむく毛が、銀色に
縁取っていた。
むらさきの
縁取りコップたちのぼるココアの湯気のしろき夜かな
見下す眼の下には、見事な長い半円を描く
千々岩の松原と、この半円に添うて、いつも二段
位に長いカーブを作って
縁取している白波が見える。