“へりど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縁取50.0%
25.0%
辺取25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墓地と畠とを縁取へりどったはんの並木が黒く空に見えて、大きないもの葉にはキラキラと露が光った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
あをぐろい茂りを東北地方夏季中特有の優しみある空に、高くのびのびと差出してゐる松の廣い方陣、その方陣と方陣とのあひだに所々空間があつて、綺麗な芝生カガハラへりどつた野球グラウンド、テニス・コート
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
二十七マイルにわたって、堂々たる樹木が、ある場所では五フィートずつの間隔を保って(十五フィート以上間をおくことは決してない)道路を密に辺取へりどっている有様は、まさに驚異に値する。