“えんづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縁付50.0%
縁附25.0%
12.5%
縁着12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相当な処へ縁付えんづけて貰います、私もだそう取る年でもございませぬから、何時いつまでもべん/\としてはいられませぬ、お前さんはどうせ先へく人
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
立派な処へまた縁附えんづけるから一緒に往ってくれないと私が困りますよ
これりの話だよ、たれにもしらしてはなりませんよ。私がだ若い時分、お里の父上おとうさまえんづかない前にある男に言い寄られて執着しゅうねく追いまわされたのだよ。けれども私は如何どうしても其男の心に従わなかったの。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
植源うえげんという父の仲間うちの隠居の世話で、父や母にやいやい言われて、翌年の春、神田の方の或鑵詰屋かんづめや縁着えんづかせられることになったお島は、長いあいだの掛合で
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)