巻数クワンズ)” の例文
旧字:卷數
其からは、此二つの女手ヲンナデの「ホン」を、一心に習ひとほした。偶然は友をくものであつた。一月も立たぬウチの事である。早く、此都に移つて居た飛鳥寺アスカデラ元興寺グワンコウジ—から巻数クワンズが届けられた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)