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なきや
ふりがな文庫
“なきや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
泣止
33.3%
鳴留
22.2%
中
11.1%
啼止
11.1%
啼留
11.1%
鳴止
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泣止
(逆引き)
お繁はまた母に抱かれたまま泣出して、乳を
宛行
(
あてが
)
われても、
揺
(
ゆす
)
られても、
泣止
(
なきや
)
まなかった。お雪は
持余
(
もてあま
)
した。仕方なしにお繁を
負
(
おぶ
)
って、窓の側で
起
(
た
)
ったり坐ったりした。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
なきや(泣止)の例文をもっと
(3作品)
見る
鳴留
(逆引き)
衝
(
つ
)
き進むエンジンの音に
鳴留
(
なきや
)
んだけれども、真上に
突出
(
つきで
)
た山の
端
(
は
)
に、ふアッふアッと、
山臥
(
やまぶし
)
がうつむけに息を
吹掛
(
ふきか
)
けるような
梟
(
ふくろう
)
の声を聞くと、
女連
(
おんなれん
)
は真暗な奥在所へ入るのを
可厭
(
いや
)
がった。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なきや(鳴留)の例文をもっと
(2作品)
見る
中
(逆引き)
ゆさぶろと思うて手ば
出
(
で
)
あたりや、部屋ん
中
(
なきや
)
でゴトンて音んしたツ……なんもをりやせんとなるばツてん、わしや、ひよくつと、からだ一ぴやヅンとして、どぎやんすることも
出来
(
でけ
)
んだツたツ……。
牛山ホテル(五場)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
なきや(中)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
啼止
(逆引き)
姿が見えなくなっても
啼止
(
なきや
)
まない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
なきや(啼止)の例文をもっと
(1作品)
見る
啼留
(逆引き)
晝間
(
ひるま
)
あのお
春
(
はる
)
が
納戸
(
なんど
)
に
絲
(
いと
)
を
繰
(
く
)
つて
居
(
ゐ
)
る
姿
(
すがた
)
を
猛然
(
まうぜん
)
と
思出
(
おもひだ
)
すと、
矢張
(
やつぱ
)
り
啼留
(
なきや
)
まぬ
猫
(
ねこ
)
の
其
(
そ
)
の
聲
(
こゑ
)
が、
豫
(
かね
)
ての
馴染
(
なじみ
)
でよく
知
(
し
)
つた、お
春
(
はる
)
が
撫擦
(
なでさす
)
つて
可愛
(
かはい
)
がつた
黒
(
くろ
)
と
云
(
い
)
ふ
猫
(
ねこ
)
の
聲
(
こゑ
)
に
寸分
(
すんぶん
)
違
(
ちが
)
はぬ。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なきや(啼留)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳴止
(逆引き)
其處
(
そこ
)
へ、
魂
(
たましひ
)
を
吹込
(
ふきこ
)
んだか、
凝
(
じつ
)
と
視
(
み
)
るうち、
老槐
(
らうゑんじゆ
)
の
梟
(
ふくろふ
)
は、はたと
忘
(
わす
)
れたやうに
鳴止
(
なきや
)
んだのである。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なきや(鳴止)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
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