“なかの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中野55.6%
33.3%
中乗11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一応それを届けて置くと、警察からは幾人の刑事巡査が来て丁寧に現場を調べて行ったが、賊は不良青年の群れで、その後に中野なかのの町で捕われたように聞いた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その年のうちにも三月二十八日に閑院大納言、四月十日にはなかの関白。小一條左大将済時卿は四月二十三日、六條左大臣、粟田右大臣、桃園中納言保光卿は、三人とも五月八日一度に死んだ。
余録(一九二四年より) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
前後あとさきに二人ずつ居りまして、中乗なかのりが三人ぐらい居まして、たちまちに前橋まで此の筏が下りて参りますが、中々容易なものでは有りません。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)