“ぢう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
46.7%
40.0%
6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しまひには猫又ねこまたけた、めかけのやうに、いとうて、よるひるも、戸障子としやうじ雨戸あまどめたうへを、二ぢうぢう屏風びやうぶかこうて、一室ひとまどころに閉籠とぢこもつたきり、とひます……
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ひらき此間ぢうより申上し通り穀屋平兵衞を殺し又鈴ヶ森にて三五郎を殺し候はまつたく私しに相違なけれども金兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
我輩わがはい建築けんちくもつと重要ぢうえうなる一れいすなは住家ぢうかとつこれかんがへてるに「ぢうなほしよくごとし」とかんがある。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
中根なかねはあのとき自分じぶん危急ききふわすれてぢうたかげて『ぢうつてくれ‥‥』と、おれむかつてつたのだ。すなはぢうあいまも立派りつぱ精神せいしんしめしたのだ‥‥」と、軍曹ぐんそうがいがいした。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)