“中:なか” の例文
“中:なか”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明300
泉鏡花64
泉鏡太郎37
三遊亭円朝18
樋口一葉15
“中:なか”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)58.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸45.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その時に一知の背後うしろなかでマユミがオロオロ泣出している声が聞えた。両親の不幸がやっとわかったらしい。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼女かのぢよはレースいと編物あみものなかいろめたをつと寫眞しやしんながめた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
える/\、あめなかにちよこなんとすわつてるのがるやうにまどからえるワ。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あし上下うへした雀躍こをどりしてみちびかれる、とちひさき潛門くゞりもんなか引込ひつこんで
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それから食物しょくもつ……これは只今ただいまなかよりずっと簡単かんたんなように見受みうけられます。
そっと御堂おどうなかはいってみますと、お二人ふたりはまくらをならべたまま、それはそれはやすらかに
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
中根なかねみづなかで二三よろけたが、ぐに起上おきあがつた。ふかさは胸程むねほどあつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
「はつはつはつ、みづなかで一生懸命しよけんめいじうげたところかつたね‥‥」
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
かれはただ、がまなかて、沢地たくちみずむのをゆるされればたくさんだったのです。
パリス だまされて、なかかれて、侮辱ぶじょくされて、賤蔑さげすまれて、ころされてしまうたのぢゃ。
非人ひにんて、死者ししやや、あしとらへてあななか引込ひきこんでしまふのだ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
これはわたしたちのお祖父様方じいさまがたつくってくださったもののなかでもいちばん立派りっぱなものです。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
これを聞いていよ/\おどろゆきなかげたがあとからおくまは火縄筒ひなはづゝを持つて追つて来ます。
オヽくのかくなら少しお待ち、サ此飯櫃このおはちふたなか悉皆すつかりいておしまひ。
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼女かのじょはまた、そのいえまどしたにきて、いしうえってなかをのぞいてみました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
光治こうじは、いままでこのもりなかには、ただ自分じぶん一人ひとりしかいないものとおもっていましたのに
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
ケーはこうして、このまちなか探検たんけんしていますうちに、いつともなしにからだつかれてきました。
眠い町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、いつしか二人ふたりは、あか夕焼ゆうやぞらなかはいってしまったゆめました。
金の輪 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、真珠しんじゅをのんでいないと、みんなそのさかなかばねうみなかにほうりこんでしまいました。
一本の釣りざお (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひともの幸作こうさくは、うちなかはな相手あいてもなくそのらしていました。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まちなかあるいているむすめは、ただこのとき、汽笛きてきおとみみいたばかりです。
気まぐれの人形師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
うしは、百しょうせて、くらみちをはうようにゆきなかあるいていきました。
百姓の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)
むすめは、うっとりとしてこころなか自分じぶん姿すがた空想くうそうえがきながらいいました。
ふるさとの林の歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうど、このとき、一人ひとりのみすぼらしいようすをしたおとこが、公園こうえんなかはいってきました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほか、御殿ごてんなかには、このなかのありとあらゆるめずらしいものがかざられてありました。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「みんなおやすみ、どれわたしよう。」と、おばあさんはいって、いえなかはいってゆきました。
月夜と眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがて、つつみがかれると、なかから、数種すうしゅ草花くさばな種子たねてきたのであります。
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、雪割草ゆきわりそうは、その午後ごご、この温室おんしつなかから、そとされたのです。
みつばちのきた日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
前線ぜんせんへ、伝令でんれいにいった兵士へいしが、かえりのやまなかみちまよってしまった。
たましいは生きている (新字新仮名) / 小川未明(著)
そんなことをおもいながら、小舎こやなかへは遠慮えんりょして、たんぼほうはしってゆきました。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)
あのあいらしきなかなんてか、ひとじらしの振舞ふるま理由わけるべし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なかに一ところ湖神こしんもうけの休憩所きうけいしよ――応接間おうせつまともおもふのをた。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「きっと忘れたんだ。そんならなかくちにおき忘れてあるんだ。そうだ」僕は飛び上がるほどうれしくなりました。
僕の帽子のお話 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
御存ごぞんじでもありませうが、へんでは、雪籠ゆきごめといつて、やまなか一夜いちやうち
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
深林しんりんなかだの、岩石がんせきつるぎのやうに削立つゝたつて荒磯あらいそへんだのを
なか条村じょうむらにいるというから、それを訪ねてまいろうと心を決しまして、忠平という名の如く忠実な若党を呼びまして
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
米友がこう言い出したのは、宮川をズンズンさかのぼって、川口というところからなかごうへ来かかった時分でありました。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
作家 それは子供だましのロマンテイシズムですよ。そんな事をに受けるものは、中学生のなかにもゐないでせう。
売文問答 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
や、そのあしなかならんで、十四五艘じふしごさう網船あみぶね田船たぶねいてた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
出張でばつたひたひにぶらさがつた愛嬌造あいけうづくり、とると、なき一葉いちえふがたけくらべのなか
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かの神の貧しき人のしき一生を我に語れる光、相和する聖徒のなかにて、このとき靜寂しづかさを破りて 三一―三三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
モーそのころわたくしにはなかなにやら味気あじけなくかんじられてょうがないのでした。
わたしはやぶまへると、たからはこのなかうづめてある、てくれとひました。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「まあみずなかにくぐってごらんなさい、あたまうえみずあた気持きもちのよさったら!」
亭主ていしゆ法然天窓はふねんあたま木綿もめん筒袖つゝそでなか両手りやうてさきすくまして
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ほどなく寂然ひつそりとしてきさうだから、汽車きしやなかでもくれ/″\いつたのは此処こゝのこと
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
てきなかで、けるのをらなかつたのはじつ自分じぶんながら度胸どきやうい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかも、その暗記あんき仕方しかたといふのが、日光につくわうなかで、つぎくも
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
し日が東にのぼればすなわち花は東にむかう、日が天になかすればすなわち花ただちに上にむか
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
まづしいなかにもよく齊眉かしづき、ひとづきあひは義理堅ぎりがたくて、むらほめものなのであるが
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……なかに、紅絹もみきれに、しろかほばかりして褄折笠つまをりがさ姿すがたがある。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あるあさ乞食こじきもりなかをさますと、あたまうえで、つばめがこういった。
つばめと乞食の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
したにはまどがあって、一つのガラスまどなかには、それはうつくしいものばかりがならべてありました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
三郎さぶろうはまたうれしさのあまり、いぬげていぬなかほおをうずめました。
少年の日の悲哀 (新字新仮名) / 小川未明(著)
きんほしはやいぞ。はやて、おそはいる。」と、またみずなかからいいました。
めくら星 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これから、どうなることだろうとおもっているうちに、おじいさんはあななかくらにしてしまいました。
子供の時分の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
太郎たろうは、はたけなかって、しょんぼりとして、少年しょうねん行方ゆくえ見送みおくりました。
金の輪 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さよは、おじいさんの乞食こじきると、きゅうなかに、いっぱいのなみだがわいてきました。
善いことをした喜び (新字新仮名) / 小川未明(著)
人々ひとびとは、みんな吹雪ふぶきおとおどかされて、をすくめまちなかあるいていました。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、こころなかで、どうかして相手あいてきんうおんでくれればいいといのっていました。
金の魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
翌日よくじつばんには、もう、むすめは、ちちといっしょに、汽車きしゃなかこしをかけていました。
気まぐれの人形師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
としをとったおんなが、はまほうから、かごのなかに、たくさんのたらをいれてりにまいりました。
女の魚売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
くろころもをまとって、一にち御堂おどうなかでおきょうんでらしました。
女の魚売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、ふところなかから自分じぶんのハーモニカをして、だるまのくちしつけました。
雪だるま (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうど、だるまが夕陽ゆうひなかあかくいろどられて、ハーモニカをいているようにえたのであります。
雪だるま (新字新仮名) / 小川未明(著)
おとこは、くちなかで、千三百りょう……と、口癖くちぐせになって、かえして、いっていました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、まちなかは、たそがれかかって、燈火ともしびが、ちらちらと水玉みずたまのようにひらめいていました。
山の上の木と雲の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ここにはなしをしますのは、それらのおおくの天使てんしなか一人ひとりであるのはいうまでもありません。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、ちいさなで、棒切ぼうきれでもってなかから、そのひかいししました。
はてしなき世界 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ただじっとしていて、みみくものはやみなかくるかぜゆきおとばかりでありました。
ものぐさなきつね (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、そのなかは、であったばかりでなく、がだくだくとくちからながれたのです。
初夏の不思議 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、やがてその茶屋ちゃやきますと、百しょうは、茶屋ちゃやなかはいってやすみました。
駄馬と百姓 (新字新仮名) / 小川未明(著)
みちいそ人々ひとびとなかには、まって、じっとみみをすます青年せいねんがありました。
青い草 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いまなら、くずさんにやると、いいんだね。ごみばこなかへ、すてたりして、おしいなあ。」と、いいました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのなかの、いちばんうしろに、っているひくひとが、またおかあさんそっくりでありました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、それにっていかなければならぬのだとおもうと、また、こころなかくらくなるのでした。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なんだ、そんないくじがないことでどうする。もう一ばんやってみろ。」と、こころなかで、さけびました。
日の当たる門 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なかでもどくなのは、小原おばらで、からだよわくて、中学校ちゅうがっこう退きました。
世の中へ出る子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、とおりかかったどじょうりのおじいさんが、そのびんのなかへ、どじょうを二ひきいれてくれました。
どじょうと金魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
くる、からすがきたときには、洞穴ほらあななかは、まったくからっぽになっていました。
からすとうさぎ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ときさんはばこをってふたをあけてますと、なかからまっくろむしてきました。
「ああ、薬屋くすりやさんか、すこしやすんでゆきなさい。」と、じいさんがおとこ小舎こやなかへいれました。
手風琴 (新字新仮名) / 小川未明(著)
としちゃんは、紅茶こうちゃきかんのなかへ、ガラスのおはじきをれていましたし、しょうちゃんは
友だちどうし (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのとき、あちらから、子供こどもたちのこえがして、わあわあいって、きかかるなかに、しょうちゃんもいたのです。
ねことおしるこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうしたの?」と、光子みつこさんは顔色かおいろをかえて、自分じぶんくさむらのなかにかけよろうとしました。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「まあ、よかった! やはりいさむちゃんはやさしい。」と、光子みつこさんはこころなかおもいました。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
もうもうと白い湯けむりをあげている板囲いの浴槽は、かみノ湯、なかノ湯と二棟に別れて長屋ながやなりにつづいている。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なかにも阿蘇あそはその外輪山がいりんざん雄大ゆうだいなことにおい世界第一せかいだいゝちといはれてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これは、『太政官』のなかの、村役場のなかの、助役と臨時雇りんじやとひの老人、その他の人の問答のなかの一節である。
「鱧の皮 他五篇」解説 (旧字旧仮名) / 宇野浩二(著)
このしまにはちいさなわんがあって、よくこのわんなかにたくさんさかながはいっていることがあります。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、これらのたくさんなふねなかにまじって、一そうのなれないふね停泊ていはくしていました。
カラカラ鳴る海 (新字新仮名) / 小川未明(著)
往來わうらい煙草たばこつたもの、なかひと退けてすゝまうとしたもの
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
すなわち海陸の交通はわが葦原あしはらなかくにのように、夙く上代において断絶してはしまわなかったのである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日本は旧国のほまれが高かったけれども、この葦原あしはらなかくにへの進出は、たった二千六百余年の昔である。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そして、女中じょちゅうのきよが、いっしょうけんめいにてつざらのなかたまごれてかきまわしていました。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
また、ほかの工夫こうふたちは、おも鉄槌てっついで、材木ざいもくかわなかんでいます。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのやう大將たいしやうたまひても、わたしとはいまかはらずなかよくしてくだされや
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何故なぜ彼樣あんな御座ござりませうとひかけておもしのなみだむねのなかみなぎるやうに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ほんにおまへ心遣こゝろづかひがおもはれるとうれしきなかにもおもふまゝの通路つうろかなはねば
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いかに朝夕てうせきうそなかおくるからとてちつとはまことまじはづ良人おつとはあつたか
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)