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『玉川の草』
ふりがな文庫
『
玉川の草
(
たまがわのくさ
)
』
——これは、そゞろな秋のおもひでである。青葉の雨を聞きながら—— 露を其のまゝの女郎花、浅葱の優しい嫁菜の花、藤袴、また我亦紅、はよく伸び、よく茂り、慌てた蛙は、蒲の穂と間違へさうに、(我こそ)と咲いて居る。——添へて刈萱の濡れたのは、蓑に …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蕭々
(
しようしよう
)
求
(
あさ
)
一斉
(
いつとき
)
宿
(
やどり
)
木兎
(
ずく
)
灯
(
とも
)
串戯
(
じようだん
)
喙
(
ついば
)
連
(
つらな
)
遣水
(
やりみず
)
翼
(
はね
)
苦笑
(
にがわらい
)
悄気
(
しよげ
)
一寸
(
ちよつと
)
恁
(
こ
)
蛇体
(
じやたい
)
洒落
(
しやれ
)
溢
(
こぼ
)
夜半
(
よわ
)
青葉
(
あおば
)
嘴
(
はし
)
劃
(
しき
)
餌
(
え
)
砧
(
きぬた
)
竜胆
(
りんどう
)
穂
(
ほ
)
紅蓼
(
べにたで
)
稚
(
おさな
)
縁
(
ふち
)
浅葱
(
あさぎ
)
背戸
(
せど
)
落雁
(
らくがん
)
蒲
(
がま
)
路
(
みち
)
鏤
(
ちりば
)
雅
(
が
)
風采
(
ふうさい
)
香
(
か
)
髣髴
(
ほうふつ
)
魘
(
うな
)
恰
(
あたか
)
冷
(
ひや
)
凝
(
こ
)
処
(
ところ
)
刈萱
(
かるかや
)
嘲
(
あざけ
)
団栗
(
どんぐり
)
好
(
い
)
媛
(
ひめ
)
何
(
ど
)
山岨
(
やまそば
)
山懐
(
やまふところ
)
幟
(
のぼり
)
白露
(
しらつゆ
)
日南
(
ひなた
)
景
(
けい
)
曙
(
あけぼの
)
木兎
(
みみずく
)
木葉
(
このは
)
框
(
かまち
)
此処
(
ここ
)
俯向
(
うつむ
)
潜
(
くぐ
)
状
(
さま
)
生捉
(
いけど
)