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微行
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しのびあるき
ふりがな文庫
“
微行
(
しのびあるき
)” の例文
名残
(
なごり
)
の尽きぬ会見はこれきりのことにさせたくないことではあるが、今日の六条院が恋の
微行
(
しのびあるき
)
などを続いて軽々しくあそばされるものでもないと思われた。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
熱心に
薫香
(
たきもの
)
の香を
袖
(
そで
)
につけて、院は日の暮れるのを待っておいでになった。そしてきわめて親しい人を四、五人だけおつれになり、昔の
微行
(
しのびあるき
)
に用いられた簡単な
網代車
(
あじろぐるま
)
でお出かけになった。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“微行”の意味
《名詞》
貴人がその身分を隠し、密かに出歩くこと。おしのび、潜行。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“微行”で始まる語句
微行姿