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びぎん
ふりがな文庫
“びぎん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
微吟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微吟
(逆引き)
「美くしき多くの人の、美くしき多くの夢を……」と
髯
(
ひげ
)
ある人が二たび三たび
微吟
(
びぎん
)
して、あとは思案の
体
(
てい
)
である。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
平地
(
へいち
)
を行く時は大得意、馬上ゆたかに四囲の山々を眺め回わし、
微吟
(
びぎん
)
に興をやって、ボコタリボコタリ進む。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
彼は小野の
館
(
たて
)
(陸前のくに桃生郡小野)を出て来たところで、いい気持に酔っているらしく、歩きながら唐詩を
微吟
(
びぎん
)
したり、鼻唄をうたったりしてい、腰の両刀が重たそうに見えた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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