“吟詠”の読み方と例文
読み方割合
ぎんえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば暖国だんこくの人のごとく初雪を吟詠ぎんえい遊興いうきようのたのしみはゆめにもしらず、今年ことしも又此雪中ゆきのなかる事かと雪をかなしむ辺郷へんきやう寒国かんこくうまれたる不幸といふべし。
魏の北岸の陣中で、誰か吟詠ぎんえいしている者があった。旗艦に坐乗していた曹操はふと耳にとめて
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(舞台裏にて、低い吟詠ぎんえい調にて『合唱』をうたう。人数は少くとも三十人以上であること)
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)