“吟興”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎんきやう66.7%
ぎんきょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々し哥をよみ、俳句の吟興ぎんきやうもありてやゝ時をうつしたるに、寒気次第にはげしく、用意の綿入にもしのぎかねて終夜よもすがら焼火にあたりてゆめもむすばず、しのゝめのそらまちわびしに
人々し哥をよみ、俳句の吟興ぎんきやうもありてやゝ時をうつしたるに、寒気次第にはげしく、用意の綿入にもしのぎかねて終夜よもすがら焼火にあたりてゆめもむすばず、しのゝめのそらまちわびしに
隣の老媼の与へたる薔薇の苗さへ植ゑ添へて四五輪の花に吟興ぎんきょうを鼓せらるゝことも多かりき。
小園の記 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)