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沈吟
ふりがな文庫
“沈吟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちんぎん
96.0%
うちあん
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんぎん
(逆引き)
大井は海老茶色の幕へ手をかけたまま、ふらつく足を踏みしめて、しばらく
沈吟
(
ちんぎん
)
していたが、やがて俊助の鼻の先へ酒臭い顔を持って来ると
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
道也先生はしばらく
沈吟
(
ちんぎん
)
していたが、やがて、机の前を立ちながら「そんな事はないよ。そんな馬鹿な事はないよ。徳川政府の時代じゃあるまいし」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
沈吟(ちんぎん)の例文をもっと
(24作品)
見る
うちあん
(逆引き)
「あ、よろしくッて、ね」言いつついくが
持
(
も
)
て来し茶を受け取りしまま、飲みもやらず
沈吟
(
うちあん
)
じつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
沈吟(うちあん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“沈吟”の意味
《名詞》
静かに口ずさむこと。
物思いに考え込むこと。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈鬱
沈湎
沈澱
沈淪
沈默
沈香
沈丁花
検索の候補
緘黙沈吟
“沈吟”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
夏目漱石
吉川英治
佐々木邦
内田魯庵
与謝野晶子
芥川竜之介
泉鏡花
太宰治
野村胡堂