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沈淪
ふりがな文庫
“沈淪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちんりん
92.9%
ほろび
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんりん
(逆引き)
芸術家でも時に
容
(
い
)
れられず世から
顧
(
かえり
)
みられないで自然本位を押し通す人はずいぶん
惨澹
(
さんたん
)
たる境遇に
沈淪
(
ちんりん
)
しているものが多いのです。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
経済的に独立する自覚と努力とさえ人間にあればその境遇に
沈淪
(
ちんりん
)
することを
予
(
あらかじ
)
め避けることの出来る性質の不幸だと思います。
平塚さんと私の論争
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
沈淪(ちんりん)の例文をもっと
(26作品)
見る
ほろび
(逆引き)
そうして、その一度一度
毎
(
ごと
)
に、私の心は
沈淪
(
ほろび
)
の
患難
(
なやみ
)
に
付
(
わた
)
されるかのように、
畏懼
(
おそ
)
れ、
慄
(
ふる
)
えるのでした。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
沈淪
(
ほろび
)
に至る路は
濶
(
ひろく
)
、その門は
大
(
おおい
)
なり。これより
入
(
い
)
るもの多し」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
沈淪(ほろび)の例文をもっと
(2作品)
見る
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
淪
漢検1級
部首:⽔
11画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈鬱
沈湎
沈澱
沈默
沈香
沈吟
沈丁花
“沈淪”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ヴィクトル・ユゴー
河上肇
内村鑑三
二葉亭四迷
井上円了
蘭郁二郎
内田魯庵
幸田露伴
尾崎士郎