沈淪ほろび)” の例文
そうして、その一度一度ごとに、私の心は沈淪ほろび患難なやみわたされるかのように、畏懼おそれ、ふるえるのでした。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
沈淪ほろびに至る路はひろく、その門はおおいなり。これよりるもの多し」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)