“ちんりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沈淪92.9%
沈倫3.6%
陳琳3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
経済的に独立する自覚と努力とさえ人間にあればその境遇に沈淪ちんりんすることをあらかじめ避けることの出来る性質の不幸だと思います。
平塚さんと私の論争 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
豪慢ごうまんなる、俗悪なる態度は、ちょうど、娘を芸者にして、愚昧ぐまいなる習慣に安んじ、罪悪に沈倫ちんりんしながら、しかもおだやかにその日を送っている貧民窟ひんみんくつへ、正義道徳、自由なぞを商売にとて
曇天 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
袁紹えんしょうと戦ったとき、袁紹のために檄文げきぶんを作った陳琳ちんりんが、その文中に操をさして
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)