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惨澹
ふりがな文庫
“惨澹”のいろいろな読み方と例文
旧字:
慘澹
読み方
割合
さんたん
97.1%
みじめ
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんたん
(逆引き)
墓地や鎮守の杜でやる戦争ごっことちがって、次から次へと、眼の前に
惨澹
(
さんたん
)
たる破壊のあとが現れるので、彼らはいよいよ興奮した。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
妖艶なお小夜も知らず、その殺された後の
惨澹
(
さんたん
)
たる有様も見なかった平次は、後から証拠をたぐるじれったさに閉口している様子です。
銭形平次捕物控:104 活き仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
惨澹(さんたん)の例文をもっと
(34作品)
見る
みじめ
(逆引き)
首の回らないほど高い
襟
(
カラ
)
を掛けて外国から帰って来た健三は、この
惨澹
(
みじめ
)
な境遇に置かれたわが妻子を黙って眺めなければならなかった。ハイカラな彼はアイロニーのために
手非道
(
てひど
)
く打ち据えられた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
惨澹(みじめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
惨
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
澹
漢検1級
部首:⽔
16画
“惨”で始まる語句
惨
惨憺
惨酷
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惨劇
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惨虐
惨禍
惨殺
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