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ずさ
ふりがな文庫
“ずさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
従者
39.1%
退
30.4%
從者
17.4%
吟
4.3%
儒者
4.3%
退去
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従者
(逆引き)
「誰やらん見知らぬ
武士
(
もののふ
)
が、ただ一人
従者
(
ずさ
)
をもつれず、この家に申すことあるとて来ておじゃる。いかに呼び入れ
候
(
そうろ
)
うか」
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
ずさ(従者)の例文をもっと
(9作品)
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退
(逆引き)
一分も
經
(
た
)
つたかと思ふと、また女の影が映つて、それが小さくなつたと見ると、ガタリと窓が鳴つた。と、男は強い
彈機
(
ばね
)
に彈かれた樣に、五六歩窓際を飛び
退
(
ずさ
)
つた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ずさ(退)の例文をもっと
(7作品)
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從者
(逆引き)
あゝシモン・マーゴよ、幸なき
從者
(
ずさ
)
等よ、汝等は貪りて金銀のために、徳の
新婦
(
はなよめ
)
となるべき 一—三
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ずさ(從者)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
吟
(逆引き)
と、口
吟
(
ずさ
)
みながら、それでも、その眼は、情熱をもって、益満を凝視していたし、その耳は、一語を、一句を、頭の中へ、滲ませていた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
小唄
吟
(
ずさ
)
みで、辻斬りの
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
ずさ(吟)の例文をもっと
(1作品)
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儒者
(逆引き)
その名のみひろごりて、
遂
(
つい
)
に世に
行
(
おこな
)
はるることなくて、聖人の道はたゞいたづらに、人をそしる世々の
儒者
(
ずさ
)
どもの、さへづりぐさとぞなれりける。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ずさ(儒者)の例文をもっと
(1作品)
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退去
(逆引き)
武庫川
(
むこがわ
)
の辺まで来ると、春の
小糠雨
(
こぬかあめ
)
は急に山からと海からとの風に掻きまわされて、痛いような
水粒
(
すいりゅう
)
が笠の下へも吹きつけてくる。——師直の馬はしばしば物驚きをしてあと
退去
(
ずさ
)
った。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ずさ(退去)の例文をもっと
(1作品)
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