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煮
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だき
ふりがな文庫
“
煮
(
だき
)” の例文
「別段面白いとは思はないね。いゝお酒を飮ませてくれて、他人が邪魔さへしなければ、關東
煮
(
だき
)
で結構なんだ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
雨気
(
あまけ
)
をもった夜風が、向こうの関東
煮
(
だき
)
屋の低い小さな屋根の上のペンペン草を、あるかなきかに揺っていた。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
例の、夜店の関東
煮
(
だき
)
屋の品であるが、これも、すっかり無くなった。水飴、和砂糖——飴は今でもすきであるが、瓶へ入ったとろとろの飴など、食べられない。
死までを語る
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
そんな時に足をやすめる場所は、關東
煮
(
だき
)
がおきまりだつた。
懷中
(
ふところ
)
の都合もあり、カフヱは虫が好かないので、自然と大鍋の前に立つて、蛸の足を噛りながら、こつぷ酒をひつかける事になる。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
“煮(
煮物
)”の解説
煮物(にもの)または煮物料理(にものりょうり)とは、煮て調理された料理。食材が柔らかくなるまで比較的長時間加熱を行なうものを特に煮込み(にこみ)という。
水(調味料を入れたり出汁を使用する場合も)に食材を入れて加熱する。加熱した食材だけでなく、加熱に利用した液体(つゆ、汁)も利用する場合がある。
(出典:Wikipedia)
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“煮”を含む語句
煮染
煮込
煮汁
煮立
煮団子
湯煮
煮浸
煮燗
雑煮
佃煮
煮炊
煮焚
煮〆
生煮
煮返
煮附
煮焼
味噌煮
煮凝
半煮
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