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煮燗
ふりがな文庫
“煮燗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あつかん
33.3%
にえかん
33.3%
にがん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつかん
(逆引き)
土間の炉に火を
焚
(
た
)
いて、干魚を焼きながら、ちょうど
煮燗
(
あつかん
)
で酒を始めたところである。「押込だって」と、番士の一人が云った、彼はむっとしたように
面
(
つら
)
をふくらませた。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
煮燗(あつかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
にえかん
(逆引き)
煮燗
(
にえかん
)
で、一杯のみながら、息もつかずに、幾口か鶫を
噛
(
かじ
)
って、ああ、おいしいと一息して、焚火にしがみついたのが、すっと立つと、案内についた土地の猟師が二人
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
煮燗(にえかん)の例文をもっと
(1作品)
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にがん
(逆引き)
転がすと、
一
(
ぴん
)
が出ようというやつを親指でなめずりながら、酒は
鉢前
(
はちめえ
)
で、焚火で、
煮燗
(
にがん
)
だ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
煮燗(にがん)の例文をもっと
(1作品)
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煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
燗
漢検1級
部首:⽕
16画
“煮”で始まる語句
煮
煮染
煮焚
煮炊
煮〆
煮肴
煮込
煮立
煮方
煮汁
“煮燗”のふりがなが多い著者
泉鏡花
山本周五郎