“五山館”の読み方と例文
読み方割合
ござんくわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それぎり夢はさめてしまつた。僕はその日五山館ござんくわん詩集に、森先生の署せられた字を見てゐた。それから畑耕一はたかういち氏に、煙草を一箱貰つてゐた。さう云ふ事が夢の中に何時いつか織りこまれてゐたと見える。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)