“延享”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんきょう85.7%
えんきやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
延享えんきょう元年の六月十一日御目附おめつけから致して町奉行役を仰付けられ宝暦ほうれき三年の三月廿八日にはもう西丸にしまる御槍奉行おやりぶぎょうに転じました事でございます。
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それは、了海が樋田の刳貫に第一の槌を下してから二十一年目、実之助が了海にめぐりあってから一年六カ月を経た、延享えんきょう三年九月十日の夜であった。
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)
島秀之助が今日の振舞ふるまひのちに關東へ聞え器量きりやう格別かくべつの者なりとて元文ぐわんぶん三年三月京都町奉行まちぶぎやうを仰付られ島長門守しまながとのかみいひしは此人なりし同五年江戸町奉行となり延享えんきやう三年寅年とらどし免ぜらる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)