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海苔粗朶
ふりがな文庫
“海苔粗朶”の読み方と例文
読み方
割合
のりそだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のりそだ
(逆引き)
この殿にまうでて見れば、あなかしこ小松
叢生
(
むらお
)
ひ、
辺
(
へ
)
にい寄る玉藻いろくづ、たまたまは棹さす小舟、
海苔粗朶
(
のりそだ
)
の
間
(
あひ
)
にかくろふ。
篁
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
あの船や鴎はどこから来、どこへ行ってしまうのであろう? 海はただ
幾重
(
いくえ
)
かの
海苔粗朶
(
のりそだ
)
の向うに青あおと煙っているばかりである。……
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
親仁はうしろへ伸上って、そのまま出ようとする
海苔粗朶
(
のりそだ
)
の垣根の
許
(
もと
)
に、一本二本咲きおくれた嫁菜の花、
葦
(
あし
)
も枯れたにこはあわれと、じっと見る時、菊枝は声を上げてわっと泣いた。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
海苔粗朶(のりそだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
苔
漢検準1級
部首:⾋
8画
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
朶
漢検1級
部首:⽊
6画
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泉鏡花
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