)” の例文
また「蓬ク転旋シ、直達スル者ニ非ザルナリ」とも、また「飛蓬ハ飄風ニ遇テ行ク、蓋シ蓬ニハ利転ノ象アリ、故ニ古ヘハ転蓬ヲ観テ車ヲツクルヲ知ル」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
後代の人々の考へに能はぬ事は、神が忽然幽界かくりよから物を人間の前に表す事である。播磨風土記逸文ににほつひめの命が、自分を祀つたらシルシを出さうと言うて
よなどもいつと関係があるのだらう。よる・よすのよで、であり、寿であり、である。常世のよも或は此かも知れぬ。よるはいつに対する再語根であらうか。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)