“よけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
25.0%
12.5%
6.3%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前さんがこの頃また毎晩色ものの寄席へくのはやっぱりそこらの地震よけから割出したもんだね。」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その中津を横に見ておッさんの処をよけて来たではないか。それも乃公おれが此処に居なければかく、乃公が此処で貴様に面会しながらこれ手放てばなして江戸にけと云えば兄弟共謀だ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ころたれしらぬ樣になし成人せいじんの後に名乘出なのりいづべしと心ふとくも十二歳の時はじめおこ大望たいもうの志ざしこそおそろしけれ既に其歳もくれて十二月十九日となりければ感應院には今日けふは天氣もよければ煤拂すゝはらひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
盡し大岡殿より御褒美ごはうびいゞたきし津國屋の嫁お菊にて其後人の世話せわによりもとならおぼえげいよければ斯るなりはひに世を送りしなり然ば狂言きやうげんとはゆめにも知ず吾助は足にまかせていそぐ程に芝神明前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三五郎は否々いや/\何にしても此度は是非共ぜひともかしくれよ翌日あすにも仕合しあはせよければ返すべしとて何分承知せざれば段右衞門も心中に思ふやう彼奴かやつが身に惡事のあるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)