計策はかりごと)” の例文
げにや悪に強きものは、また善にも強しといふ。なんじ今前非を悔いて、吾がために討入りの、計策はかりごとを教ふることまめなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
「この一巻のうちに、こまごまと、計策はかりごとを書いておいたから、もしこの城の守りがいよいよ危急に迫った時は、これを開いて、わが言となし、すべて巻中の策に従って籠城いたすがよい」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これには僕よき計策はかりごとあり
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)