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慠
ふりがな文庫
“慠”の読み方と例文
読み方
割合
おご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おご
(逆引き)
不自然さの勢いが醜い支配に
慠
(
おご
)
っている。しかし永続し得る不自然さが何処にあり得よう。凡ての心は自然へと帰りたがっている。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
我はそのやさしき假面の背後に、人に
慠
(
おご
)
る貴人の色あるを見て、友の無情なるを恨むのみにて、かの猶太廓の戀のなりゆきを問ふに
遑
(
いとま
)
あらざりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
見なくともいい零落のお姿を見ようとし捜さなくともいいのにお隠れになるのを
趁
(
お
)
いつめようとする、そういう高飛車な
慠
(
おご
)
った気持にわたくしは
何時
(
いつ
)
なり変ったのであろうか。
荻吹く歌
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
慠(おご)の例文をもっと
(5作品)
見る
慠
漢検1級
部首:⼼
14画
“慠”を含む語句
慠慢
慠慢無礼
“慠”のふりがなが多い著者
柳宗悦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
室生犀星