『朝鮮の友に贈る書（ちょうせんのともにおくるしょ）』

私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。情の日本は今かくするようにと私に命じている。私は進み出て、もだし難いこの心を貴方がたに話し掛けよう。これらの言葉が受け容れられる事を、私はひそかに信じたい。もしこの書を通し …

著者	柳宗悦
ジャンル	芸術・美術 > 工芸 > 工芸
初出	「改造」1920（大正9）年6月号
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約32分（500文字/分）
朗読目安時間	約53分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

明（みん） 傍（かたわ） 就（と） 希（ねがわ） 応（ふさ） 古（いにし） 在（いま） 委（ゆだ） 拒（しりぞ） 按（お） 事（つか） 厭（いと） 廻（めぐ） 拭（ぬぐ） 永（とこし） 献（ささ） 甦（よみが） 細（こま） 萌（も） 蔓（はびこ） 詰（なじ） 逆（さから） 酷（むご） 釉薬（ゆうやく） 降（くだ） 齎（もた） 不逞（ふてい） 人倫（じんりん） 仏躰（ぶったい） 仏陀（ぶっだ） 佇（たたず） 何人（なんぴと） 倣（なら） 削（けず） 匿（かく） 卑（いや） 咎（とが） 囁（ささや） 国是（こくぜ） 天賦（てんぷ） 巴紋（ともえもん） 希（ねが） 御身（おんみ） 怠（おこた） 怨（うら） 恥辱（ちじょく） 悖（もと） 悠久（ゆうきゅう） 悶（もだ） 慕（した） 慠（おご） 憚（はばか） 憧（あこが） 憩（いこ） 懐（ふところ） 披瀝（ひれき） 捧（ささ） 捷（か） 推古（すいこ） 撰（えら） 擱（お） 擾乱（じょうらん） 明晰（めいせき） 是（これ） 書翰（しょかん） 模倣（もほう） 欺（あざむ） 殊（こと） 殺戮（さつりく） 毎（ごと） 汚濁（おじょく） 汝曹（なんじがともがら） 洩（も） 浄（きよ） 淋（さび） 淘汰（とうた） 湧（わ） 滲（にじ） 潤（うる） 甚（はなは） 甦（よみがえ） 畏敬（いけい） 疎（うと） 百済（くだら） 目覚（めざ） 眉（まゆ） 眺（なが） 矯（た） 稀（まれ） 絞（しぼ） 翻（ひるがえ） 自（みずか） 蔽（おお） 蕾（つぼみ） 虐（しいた） 衷心（ちゅうしん） 衷情（ちゅうじょう） 裡（うち） 襲（おそ） 謬見（びゅうけん）