“汝曹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんじがともがら66.7%
なんじら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「汝曹（なんじがともがら）互に愛せよ」と教えはいう。しかしかかる教えが現れるよりも先に、人情は生れながらに「互を愛したい」と求めていると私は想う。愛は聖者の教えであるが故に深いのではない。
民芸四十年 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)
「汝曹（なんじがともがら）互に愛せよ」と教えはいう。しかしかかる教えが現れるよりも先に、人情は生れながらに「互を愛したい」と求めていると私は想う。愛は聖者の教えであるが故に深いのではない。
朝鮮の友に贈る書 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)
パウロは之をキリストと其教会の一体なるに比（なぞら）え、又汝曹（なんじら）婚姻の事を凡て貴（たっと）べと教えたり。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) ／ 佐々木邦(著)