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濫造
ふりがな文庫
“濫造”の読み方と例文
読み方
割合
らんぞう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんぞう
(逆引き)
加うるに機械の使用には統制がないため、物は
濫造
(
らんぞう
)
されますます粗悪になってゆきます。生産の過剰は失業者を激増させました。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
のちに思いあわせると、それから二年と経たないうちに、悪貨
濫造
(
らんぞう
)
という思いきった政策が、将軍家のゆるすところになって実現し、騒然と、世の物議をかもした。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尤
(
もっと
)
もこの大家製造は年々次第に粗製
濫造
(
らんぞう
)
となって、終には民友社の
折紙
(
おりがみ
)
が余りに権威を持たなくなってしまったが、その初めはこの附録が文人の進士登第と認められていた。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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(6作品)
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“濫造”の意味
《名詞》
濫造(らんぞう)
品質を問わずむやみに多くのものなどを造ること。
(出典:Wiktionary)
濫
常用漢字
中学
部首:⽔
18画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“濫”で始まる語句
濫
濫用
濫觴
濫費
濫僧
濫発
濫僧供
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